二月の免許合宿に格安価格で申し込むには!教習所の空き状況や制度を確認しよう

二月の免許合宿は、学生の春休みの期間にあたるため、普通車をはじめほぼ全ての車種の教習料金が高めに設定されている教習所が多く見られます。この時期に格安で免許合宿に参加をするには、早割など割引制度がある教習所に注目をして、入校を希望する日の数か月前から空き状況を確認することが大切です。

ここでは、教習料金の安さにこだわって二月の免許合宿を選ぶ時に見ておきたいポイントを取り上げます。

アクセスが不便な地方の教習所は予約が取りやすい

二月の免許合宿は、就職や進学の前に運転免許を取得しておきたい学生が多く集まるため、全国的に教習料金が高くなる傾向が見られます。普通車の教習料金が三十万円を超えるところも珍しくなく、経済的にあまり余裕がない学生にとっては入校の手続きを躊躇してしまうことがあります。

そうした中、できるだけ教習費用を安く抑えたいという人は、移動に時間が掛かる地方の教習所を候補に入れるのがおすすめです。特に、最寄駅からスクールバスで数十分から一時間程度かかる教習所は、都会に住んでいる学生に敬遠されがちなので、二月の終わりの頃でも空いていることがあります。

最近では、二月の教習生の数を増やそうと、教習料金を大幅に値下げしているところも少なくないため、長時間の移動に問題がない人は早いうちから地方の教習所の料金をこまめにチェックすると良いでしょう。豪雪などの影響で道路の状況が悪化しやすいエリアの教習所は、二月でも格安で免許合宿の予約が取りやすいものの、天候の理由で教習が中止になったりするケースもあります。

仕事や学校などの理由で長期の休みを取るのが難しい人は、地方の教習所の中でも冬場の天候が比較的安定しているところや、天候に応じて教習の日程を柔軟に変更してくれるところを探しましょう。その他、私生活で地方を訪れたことがない人は、免許合宿に向けて各地の交通の便や、スムーズな移動方法についてよく調べておくことが大事です。

都会で教習を受けたいなら宿舎があるところがおすすめ

都市部の近くにある教習所の免許合宿は、地方と比べて移動が面倒でなく、周りにスーパーやコンビニもあるのでいつもと同じように生活できるというメリットがあります。ただし、教習生の数が増える二月の中旬から下旬には、普通車の教習料金がトータルで三十五万円から四十万円程度になるところもあり、地元の教習所に通う方が安く免許が取れることもあります。

様々な理由で二月に都会の免許合宿に参加をしたい人は、教習生のための宿舎がある教習所を選ぶのがポイントです。宿舎を選択する場合は、近隣のシティホテルやビジネスホテルと比べて免許合宿の参加料金が安くなることが多く、友達や兄弟と一緒に楽しく過ごせるのも大きな利点です。

都市部の規模が大きい教習所の中には、ホテルと同程度のベッドやバスルーム、トイレを完備しているところもあり、およそ二週間の教習期間中に快適な生活を送ることが可能です。また、同性の数人が泊まれる相部屋は、二月の繁忙期でも個室より料金が数万円安く設定されることが多いので、人付き合いが苦手でない人は積極的に検討すると良いでしょう。

教習所の方針によっては、宿舎の門限が厳しかったり、免許合宿中に宿舎から自宅に戻れなかったりすることもあるため、じっくりと気になる教習所の特徴を調べてから申し込みをすることが肝心です。

教習所ごとの割引制度について調べてみよう

二月の免許合宿に格安価格で申し込みたい時は、都市部から地方まで色々な教習所の資料を参考にして、割引制度の種類や内容について調べることが大事です。

地域によらず多くの教習所に導入されている学割は、学生であれば基本的に誰でも利用できることや、繁忙期にも適用されるのが特徴です。学割を適用した場合の料金は教習所によってばらつきがありますが、入校先にこだわらなければ二十五万円から三十万円ほどで普通車のプランに申し込めるところもあります。

すでに二輪の免許を取得している学生は、二万円から五万円ほど教習料金が割引きされることもあるので、詳しい条件について教習所に問い合わせをしましょう。また、オンライン上で教習生の募集をしている教習所の中には、専用のサイトで所定の期間内に免許合宿の申し込み手続きをした人を対象に、早割の適用をしているところが少なくありません。

特に、入校日の三か月以上前に免許合宿の予約をする場合は割引額が大きくなり、混雑しやすい二月でも通常の時期と大差ない金額で教習を受けることが可能です。その他、誕生日割やカップル割、家族割など独自の割引制度を設けている教習所もあるため、時間をかけて興味のある教習所のパンフレットやホームページをチェックしましょう。

教習の延長や再検定の費用も確認しよう

免許合宿は普通車で最短14日のハードなスケジュールが組まれており、人によっては運転に慣れずに規定の教習回数をオーバーしたり、修了検定や卒業検定で不合格になったりすることもあります。費用の面で不安なく教習を受けるには、追加の教習や再検定の費用が一切掛からないプランがある教習所を選ぶのがおすすめです。

こうしたプランを契約する場合でも、二月の学生が多い時期は、指導員や教習車の空きがなく、次の教習や検定の日程がなかなか決まらないケースがあります。そこで、家族や職場などの協力を得て、余裕のある免許合宿の計画を立てることが大切です。

自炊プランと三食プランのどちらが良いか考えよう

免許合宿中の食事の方法は、大きく分けて自炊プランと三食プランの二つがあります。自炊プランは、宿舎のキッチンで教習の後で調理する手間が掛かりますが、二月以降の春休み期間中も三食プランと比べて安い料金で申し込むことができます。

新しい宿舎には調理時間を短縮できるコンロや便利な調理器具が設置されており、仲間と一緒に調理を楽しむこともできます。一方、三食プランは、自分で毎日の栄養バランスを考える必要がなく、教習所に併設された食堂や近隣の飲食店で地元の料理や食材を味わえるのが魅力です。

自炊プランと三食プランのどちらが良いか悩んでいる時は、スマホやパソコンを使って各地の教習所で実際に免許合宿を終えた教習生の感想を参考にするのがおすすめです。

二月の空いた時間を使ってお得に免許合宿に参加するには

二月に格安価格で免許合宿に参加をしたい時は、春休み中の学生が少なめの地方の教習所を選んだり、学割や早割など割引制度を上手く利用したりするのがおすすめです。

また、運転に自信がなくスムーズに卒業できるか心配な人は、二月の繁忙期も追加の教習や再検定の料金が一切掛からないプランがあるか調べておくことが大切です。

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